WiFiルーターレンタル時の注意点(国内用)

機種による通信制限の違いに注意

国内用のWiFiルーターをレンタルする際に注意したいポイントは主に二つです。
まず一つ目は、機種によって通信制限に違いがあるということ。ドコモの機種だと、1日の通信料が200MBを超えるとその日の通信速度が制限され、速度が落ちます。200MBなのでちょっと長く動画などを見てしまえばすぐに達してしまう量です。
次にイーモバイルは、月の通信量が10GBを超えると通信制限が入り、翌月になるまで通信速度が遅くなります。ただ、レンタルの場合は10GBまるまる使えるわけではなく、以前に別の人に貸していた端末の場合はその人が使っていた分を引いた残りが自由に使える通信量となります。そのため、各レンタルサービスでは5GB保障や3GB保障など、最低限これだけの通信料は保障するという基準を設けていますので確認してみてください。
次にWiMAX機種ですが、こちらは現在のところ通信制限は特にありません。どんなに使っても速度が制限されることが無いので、通信量を気にせず使いたい方はWiMAXを選ぶことをおすすめします。

返却忘れは高額になってしまうので注意

もう一つ注意しておきたいことは、返却期限までにちゃんと端末を返却することです。もし返却期限を忘れて無断延長という形になってしまうと、たいていの場合通常借りるよりも高額の延滞料金がかかってしまいます。ついやってしまいがちなミスは、空港でWiFiルーターを使っていてそのまま返すのを忘れてまた外国へ行ってしまうことです。こうなると海外からの返却送料も高額になりますし、返却のための時間もかなり長くなってしまい、その間ずっと延滞料金が発生するという事態になってしまいます。ですので、海外からの一時帰国で使用したりする場合は間違っても国外へ持って行ってしまわないようにしましょう。
うっかり空港の出国ゲートを抜けてしまうと、その先から返却する手段はありませんので海外に戻ってから返却することになります。そうならないためにも、周国ゲートを抜ける前にしっかりと返却手続きを行いましょう。

WiFiルーターレンタル時の注意点(海外用)

申し込んだ国以外での使用は厳禁

海外用のWiFiルーターを申し込む際は利用する国を選ぶ形となりますが、そこで申請した国以外で利用すると高額な料金が請求される場合があります。これは日本で使った場合でも同じです。出発前につい日本で電源を入れてしまったという場合でも高額な料金がかかる可能性があります。ですので、申し込んだ国以外では絶対に電源を入れないように気を付けましょう。

スマートフォンのデータローミング機能は必ずオフにする

海外でスマートフォンを利用する際は、設定からデータローミング機能を必ずオフにしておきましょう。この機能がオンになっていると、勝手に現地の通信網を拾ってしまい、携帯会社から高額の料金が請求される場合があります。ですので、出発前の日本にいる間にデータローミング機能はオフにして、現地ではレンタルするWiFiの通信のみを利用するようにしましょう。

通信しすぎると通信制限に引っかかる

海外用のWiFiルーターをレンタルしている会社では、通信量の制限を行っているところが多いです。具体的に言うと、3日間のパケット通信料が合計で400MBを超えると通信制限が入る場合があります。もしこれ以上の大容量通信を行った場合、利用中断といった措置が取られ使用できなくなる場合もあります。ですので海外で利用する際には、ずっと動画コンテンツを見るなどの大容量通信は極力避けた方が無難です。