通信量はどのくらい? 利用状況から計算してみよう
WiFiルーターの種類によって、通信可能な容量は大きく異なります。月間の通信量に制限のあるタイプだと,10~50GBほどで通信制限が適用となるのが一般的です。
またWiMAXのように使い放題の端末であっても、3日間の通信量が10GBに達すると翌日の特定の時間、速度制限が適用となってしまったり、通信量が多い方は計画的に利用を行う必要があります。
レンタルショップには機種ごとに通信可能容量や、通信制限について記載があるので、端末を選ぶ際には自分の通信量がどのくらいになるか、あらかじめ把握しておきましょう。
当ページでは主な利用方法をまとめて、通信量を計算できるように目安を書き記しました。
しかし動画鑑賞などをメインで行う場合、画質によって通信量が大きく変わります。そのため下記の数値を参考までに、画質などを見直して下さい。
ネットブラウジング、メール閲覧を主に行う
通常のネットサーフィンや通販サイトなどを見てのネットショッピング。またGmailなどのメールを閲覧する程度であれば、通信量はそこまで気にする必要はありません。
画像が大量に表示されていたり、動画サイトだったり、そのようなことがなければ1ページの通信量は400kB程です。つまり1GBにつき2,500回ページを開けることになります。
どのくらいページを開くか、というのは個人差が大きいでしょうが、かなり長時間使う方でも月間10GBほど容量があれば問題はないでしょう。ブログやニュースサイトなど、テキストが主なサイトの閲覧であれば、さらに閲覧できるページ数は多くなります。
Facebook、Instagram、twitterなど各種SNSを使う
SNSは動画ほどではないものの、思いの外通信量が消費されてしまう時があります。FacebookやTwitterの場合、初期設定のままだと動画が自動再生されてしまうため、知らないうちに通信量が膨れ上がってしまうことも。
またInstagramなど写真系SNSの場合、画像閲覧が重になるためこちらも通信量が増えてしまいます。利用時間を図ることは難しいのですが、SNSを主に使われる方は20~30GBほど容量があると安心でしょう。
動画の自動再生機能をオフにしたり、twitterだとアプリによっては画像の質を変更することもできるので、設定を見直すのも一つの手です。
YouTubeや映画鑑賞を行う
YouTubeなどの投稿サイトに始まり、Amazonプライム、Netflixなどの動画サービスを利用される方も多くいらっしゃると思います。動画を閲覧する場合、画質によって通信量が大きく変化するので、下記数値を参考にしてください。
画質 | 1時間の通信量(目安) | 10GBで視聴できる時間(目安) |
SD画質(720 x 360) | ||
HD画質(1280×720) |
YouTubeであれば再生画面の右下、歯車のマークから画質を変更することができます。
動画配信サービスでは、基本的には初期設定が高画質になっているため、映画を一本見たら5GBも消費してしまった。見ている途中に通信制限にかかってしまった。などといった場合もあります。
そういった事態を防ぐためにも、設定画面から上記を参考に画質を適度に落として楽しむのが安心でしょう。動画を毎日鑑賞するような方は、迷わず通信量無制限タイプのWiFiルーターを選んでおきましょう。
毎日見るわけではないが、それなりに動画サイトも楽しみたい。という方は画質を調整した上で、30~50GBほど通信量があれば問題はないかと思われます。